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私たちの課題意識
「気軽に相談しやすい人がいなかったから。」
「学校内の人数が少なく、相談した事実がバレるとその内容までそのままバレてしまうから」
私たちが実施したアンケートで、牟岐町出身者は「悩んだ時に相談できなかった理由」をそのように答えてくれました。
人口減少が進む牟岐町では、保育所から中学卒業までずっと1つのクラス。仲良くなる、そんなポジティブな側面もある一方で、固定された人間関係を生きづらく感じる子がいるのは事実です。
アンケート調査では、3人に1人が「悩みを相談できず辛い思いをした」、2人に1人が「固定された人間関係に生きづらさを感じた」と回答。不登校となる児童生徒の数も一定数存在しています。
私たちは、その背景として、以下の3つの「田舎ならではのしんどさ」があると考えます。
MISSON
一人ひとりに”心の安全基地”を届け、ひろげる
〜「田舎の優しさ」が子どもの成長にプラスに働くことを願って〜
濃密で温かい人間関係。その「田舎の優しさ」が、子どもたちに「逃げ場のなさ」を与えているのではないだろうか。
「しんどい」と感じる要因は人それぞれ、田舎では日常の人間関係を離れて「しんどい」を吐き出せる人や場所を見つけることが難しい。「しんどい」と口にできないままでいると、いつのまにか、その「しんどい」は、自分で背負いきれないほど大きくなる。「しんどい」を「よいしょっ」と置ける、明日に向けて心のエネルギーをチャージできる、そんな場所を作りたい。
私たちは、”心の安全基地”を届け、応援してくれる人の輪をひろげていく。
「田舎の優しさ」が子どもの成長にプラスに働くことを願って。
届けたいもの
〜心の安全基地〜
ここに来たら、安心できる、心が軽くなる、そんな居場所を届けていく。
そのために、私たちは以下のような人と空間を届けていく。
人:無条件に受け入れてくれる、自分のことを思ってくれる、話を聞いてくれる
空間:何をしても何もしなくてもいい空間